【Spring Step Recipe】秋香る、りんごのケーキ

Organic Lifestyle
2019.10.03

@shewhoeats / chika

秋も深まってくると、いろんな種類のりんごが出てきます。そのなかでも、酸味があって身のしまった真っ赤な紅玉を見るとお菓子が焼きたくなります。

今回はりんごに合うスパイスを使ったケーキを作りました。卵やバターを使わないレシピで、材料の数は多いですが、順番にぐるぐると混ぜていくだけなので簡単にできます。

焼きたてよりも、翌日以降のほうが味がなじんでおいしくなります。日持ちもするので、数日にわたって少しずつ食べていくのもいいですね。

 

* 材料 

18cm 丸型1個分(10~12切れ分)

 

<粉類>

薄力粉 100g

全粒薄力粉 50g

ベーキングパウダー 小さじ1/2

重曹 小さじ1/4

シナモン(粉末) 小さじ1/8~1/4

ジンジャー(粉末) 小さじ1/2

<その他>

植物油(なたね油など) 60g

はちみつ 20g(約大さじ1)

未精製糖 60g

無調整豆乳 80g

オレンジ果汁 40g(オレンジ1/2個分程度)

バニラエクストラクト 小さじ1/2、またはバニラエッセンス 3~5滴程度

塩 2つまみ

アーモンドパウダー 30g

りんご(紅玉など) 1個(約200gのもの)

くるみ 40g(お好みで)

仕上げ用のはちみつ 小さじ2程度(お好みで)

 

* 準備

粉類を一緒にふるいにかけてダマを取る。

18cm丸型の底と側面の大きさに合わせてオーブンペーパーを切り、中に敷きこんでおく。

くるみを使う場合は、生のものは乾煎りし、さめてから粗く刻む。

オーブンは180度に予熱する。

 

* 作り方

1. 大きめのボウルに植物油、はちみつ、未精製糖、豆乳を入れ、泡立て器で全体をぐるぐると混ぜ合わせ、はちみつと砂糖が完全に溶けて全体が均一になるまで混ぜる。

 

2. オレンジ果汁、バニラ、塩を加えて混ぜ、全体に混ぜ合わさったらアーモンドパウダーを加えて、再び全体が均一になるまで混ぜる。

 

3. りんごをよく洗って縦4つ切りにし、芯と種を取り除く。好みで皮を剥き、4~5mmの薄さに切る。

 

4. 2. のボウルに、ふるった粉類を一度に加え、泡立て器で全体がなめらかな状態になるまで混ぜる。最後にくるみを加え(使う場合)、ゴムべらでさっと混ぜる。混ぜすぎないこと。

 

5. 準備をした型に生地を入れてゴムべらで表面を平らにのばし、3.のりんごを上に並べる。

 

6. 予熱したオーブンに入れて様子を見ながら30分~40分、全体的にしっかり焼き目がつき、爪楊枝を数か所刺してみて生の生地がついてこなくなるまで焼く。途中、20分くらい経ったところで様子を見て、焼きむらが出そうなときは型の向きを変える。

 

7. ケーキが焼けたらオーブンから出し、型ごとケーキクーラーなどの上に置いて5~10分ほどさます。ケーキを型から外し、オーブンペーパーをはがしてケーキクーラーの上に置き、好みではちみつを全体に薄く塗り広げて艶出しにする。完全にさめるまで置いておく。

 

このケーキは焼いた翌日、できればまる1日くらい置いてからいただくと、生地の味が落ち着いて、よりおいしくなります。

 

* おまけメモ

材料について:

りんごは、酸味もあって身のしっかりした紅玉がお勧めです。酸味の少ないりんごを使う場合は、レモン汁を少々ふっておくとよいでしょう。

使う量は、1個200g程度のりんごであれば1個くらいになります。それよりも大きい、または小さいりんごを使う場合は適宜調整してください。

皮は好みで剥いても剥かなくてもどちらでも構いません。皮つきのほうが、皮の赤い色がアクセントになって華やかな仕上がりになりますが、皮が気になる方は剥いて使ってください。

 

今回のレシピでは、普通の薄力粉と全粒薄力粉を2:1の割合で混ぜています。全粒粉の風味が好きな方は、1:1(各75g)の割合で作ってもよいでしょう。または、全粒薄力粉の割合をもっと減らしても構いませんが、普通の薄力粉だけで作るよりは、全粒粉が少し混ざっているほうが味に深みが出ると思います。

全粒薄力粉の代わりにそば粉を使っても素朴な風味でおいしくできます。

 

スパイスは比較的、控えめの量にしています。シナモンが好きな方は、小さじ1/4にするとよいでしょう。小さじ1/8(=約0.6ml)が手元にないときは、小さじ1/4で量って半分にするか、容器の形状にもよりますが、2~3ふりくらいを目安に入れてみてください。

 

植物油は、なたね油や太白ごま油など、風味の強くないものを使います。ココナツオイルを使う場合、オイルが固体状のときは温めて溶かして液体状にしてから使ってください。

 

はちみつの代わりにアガベシロップまたはメープルシロップを使って作るとビーガンのケーキになります。

 

砂糖として、白砂糖や三温糖ではない未精製糖を使っています。きび砂糖でもてんさい糖でも作れます。黒砂糖やココナツシュガーを使っても構いません、癖が強いので、全体の半量くらいにとどめておいたほうが、出来上がりのケーキが食べやすい味になると思います。

 

オレンジ果汁は、市販のオレンジジュースを使っても、生のオレンジを絞っても構いません。どちらもない場合は、オレンジ果汁を省略して、その分を豆乳と水に代えてみてください

(豆乳80g→100g、+水20g)。

 

生地づくりについて:

くるみを使う場合、生のくるみは乾煎りしてから使います。アルミホイルに包んで170度のオーブンまたはオーブントースターで約10分、途中で全体をかきまぜながら、うっすら色がつくまで焼きます。さめてから刻んで使います。

 

手順1で油と水分、砂糖類を混ぜ合わせるときは、泡立て器でボウルの中身を一方方向にぐるぐると混ぜていきます。(電動ミキサーでなく、手動の泡立て器で十分です。)油分と水分が完全に混ざって乳化した状態になるまで混ぜてください。

 

手順4で粉類を入れて混ぜる際、ボウルの横についた粉などを途中、ゴムべらでこそげ落として混ぜこみ、生地が均一になるように混ぜていきます。ダマのない、なめらかな生地に仕上げる必要がありますが、混ぜすぎると焼き上がりの生地が固くなるので、なめらかに混ざったらすぐに止めます。

くるみ(使う場合)を入れてできあがった生地は、なるべく早くオーブンに入れて焼き始めるようにしましょう。

 

りんごの薄切りを生地の上に並べるときは、放射状に並べても、全体にばらばらに散らばしても構いませんが、生地をりんごで完全に覆わず、生地がところどころ見えるようにしたほうが、焼き目がついておいしそうに仕上がると思います。

 

食べ頃・保存について:

焼き上がったケーキは、さめたらすぐに食べることができますが、焼いた当日よりもひと晩、できればまる1日くらい置いたほうが、味がなじんでおいしくなるように思います。ケーキがさめてから密封容器に入れるかラップをかけて、涼しい場所に置いておいてください。

ケーキは3~4日程度、保存可能です。

 

PROFILE

@shewhoeats / chika 

東京から長野に移住。旬の自然の恵みに感謝しつつ、普段は山奥でひっそりとお菓子を焼いたり料理を作ったりしています

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