美容検査はホリスティックに深化する? 見えないもので自分探求、健康を引き寄せる時代に 安倍佐和子

Way of living Women's life Beauty Lifestyle
2022.02.17

Beauty Journalist/Editor 安倍佐和子

Image : Shutter Stock

世界中を震撼させた見えない驚異との戦いがはじまって2年。その間、じつに多くの気付きがありました。ファッションやライフスタイルはもちろん、美容や健康への意識や価値観も大きく様変わり。なかでもホリスティックへの理解、感性が成熟しつつあるのを肌で感じています。

 

バイオレゾナンスというワードを耳にしたことはあるでしょうか? じつは私に近い美容関係者の間で密かにブームの兆しなのが、ドイツ発祥のレゾナンス理論に基づき、生体波動共鳴機器を使用した予防療法のひとつ、「バイオレゾナンス療法」です。ざっくり言うと波動療法ということになるのでしょうが、波動といえば、メタトロンというロシア発祥の生体エネルギー測定器を使った波動測定と呼べる療法もあります。このメタトロン測定には、ホメオパシー(同種療法)やアーユルヴェーダ(世界最古の伝統医学)、東洋医学(漢方や鍼灸)などの考えが取り入れられていて、私自身、腑に落ちることも多く、定期的に受けているものです。

波動? 共鳴? なんだか胡散臭い、そう訝る方も多いようですが、確かに現代科学では認可されていないので致し方ありません。でも、実際に、これらの療法によって健康を手に入れた人は多く、例えば英王室に専属ホメオパスがいたり、欧米諸国での地位や認知度は、日本とは比べ物にならないほど高い水準を誇っています。ほかにもホモトキシコロジー(ホメオパシーに基づいて毒性物質を排泄し、健康を取り戻す療法)、サイマティクス療法(5つの周波数の調和音による療法)、ジェモセラピー(植物の芽の部分だけを用いたフィトセラピー)などなど、未病ケアのジャンルには、じつに沢山の選択肢が存在しているのです。

これらの多くに共通しているのが、地球上に存在するであろう目に見えない力で健康状態を測り、潜在能力を引き出し、健やかなコンディションを維持していくということでしょうか。

 

私自身がホメオパシーを学び、ホメオパスの資格を取得した20年ほど前には考えられなかったほど、目に見えない力や、ホリスティックを敬う感性は成熟期を迎えています。見えない驚異との戦いによって医療を受ける環境がこれまでと異なっているからなのか、あるいは、風の時代の流れとでもいうべきなのか・・・、We will see。

じつは、いまのような美容検査、未病検査が流行ったのが、今から10年ほど前。覚えている方も多いのでは?と思いますが、そのときは、遺伝子検査や分子整合栄養学検査、アレルギー検査やホルモン検査など、血液検査系が主流で、オゾン療法や血液クレンジングなどが脚光を浴びていました。もちろん、どれも目に見える形での未病ケアとして、広く普及していったものです。

 

サイエンスやテクノロジーが進化するほどに、目に見えない力やホリスティックな感性が成熟していく不思議を感じつつも、これらがいつか現代科学で証明され、合致する日もくるのではないかと…。私自身は、分子整合栄養学とホルモンの見える検査と、メタトロンの見えない力に特化した検査を継続していますが、多様性と呼ばれる時代、自分の健康や潜在能力を活性させる選択肢は多彩であるべきで。いま以上にホリスティックなケアを極めていきたいと検討中です。もちろん異論もあるでしょうが、見えない力が見える世界よりもっと、鮮やかな未来を描き出してくれるかもしれないのですから。

 

PROFILE

 

安倍佐和子 Sawako Abe/ビューティエディター、美容ジャーナリスト

化粧品会社、出版社勤務を経て独立。日本初の美容月刊誌の創刊に関わり、ビューティエディターとして活躍。現在は女性誌や美容誌で編集・執筆活動を続けるほか、広告、化粧品マーケティングなど幅広い分野で活躍。JPHMA認定ホメオパス、フィトテラピーアドバイザーの資格を持つ。著書に「安倍佐和子のMy BEAUTY Rules 人と比べない美人力の磨き方」(講談社)がある。

Instagram:@abesawakobeauty

雑誌:

VOCE, MAQIUA, Figaro Japon, ecla, GINZA, Presious, 25ans, mi-molet, BAILA etc.

広告制作:

HELENA RUBINSTEIN, SHISEIDO, WAPHYTO, POLA, TATCHA, BRILLIAGE  FLOWFUSHI etc.

テレビ:

テレビ朝日「BeauTV VOCE」新作コスメ紹介  2010年~2012年

 

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