【Spring Step Practice Video】シンガーソングライターがガイドする、瞑想「はじめの一歩」

Beauty Lifestyle
2018.11.01

UKICO / Singer song writer

Text: Spring Step / Photo : UKICO

Spring Step :  ここ数年で瞑想を実践する人が増えましたし、やってみたいと思う人もどんどん増えていると思うのですが、まだ自分は雑念が多くて、じっと座っているのは難しそうだというイメージがあります。UKICOさんは何年も瞑想を続けていらっしゃるんですよね?


UKICO :  私は、モデルの仕事をしていた時期に、忙しさや時間の不規則さに、すっかり体も心も疲弊してしまっていた時期がありました。その時にヨガを始めて、改善されたこともあったのですが、さらに効果的なものを求めていたら、瞑想に行きついたんです。それが7、8年前です。

最初は禅の瞑想のレッスンを受けたのですが、20分も持たなくて、笑。向いてないのかな、とも思ったのですが、 それでもすごく惹かれたので、 どうしてもチャレンジしたくて10日間の瞑想研修に参加しました。すると、まるでスポーツでトレーニングするように、瞑想も簡単に長時間できるようになったんですよ。今は毎日朝晩1時間ずつ行っています。


Spring Step :  朝晩1時間ですか!瞑想をやり続けることで変わったことはありますか?


UKICO : 私の人生が変わったと言っても過言ではありません!


Spring Step :   具体的にどのようなことが変わったのか、教えていただけますか?


UKICO : まず心の安定が一番大きな変化です。以前は、漠然とした不安な気持ちを抱えていましたが、それが一掃されて自信がつきました。そして、人とのコミュニケーションの取り方が変わったと思います。自分の目の前に起きている出来事を客観的に見られるようになったことで、人との距離の取り方がちょうど良い距離感になったのではないかと思います。もちろん目の前の出来事にすっかり心を奪われてしまうこともあります。でも瞑想することで、リセットすることができます。

私が自分で行う瞑想では3段階あり、第1段階が呼吸にフォーカスして集中力を高める瞑想、次に体の感覚に全神経を集中していく、ボディスキャンのような瞑想、そして3つ目の段階では「自分を愛する」ことを学ぶ瞑想をしています。モデルの仕事は常に周りからジャッジされることが多いので、その環境でも自分を愛し続けることはかなりのチャレンジです。でもそこに引きずられず、自分自身でリセットすることを学んでいます。これを実践し続けることで、自分を大切に愛し、自分をケアするトレーニングになっていると思いますし、またその結果として、人をより理解して、受け入れ、愛することを学んでいるようにも思えます。


これまでは怒っている人に出会うと、「私が何か悪いことをしたのかな?」ってかならず自分の非を探していましたが、今では「きっとこの人は大変なことがあったんだろうな」と自然に思えるようにもなっています。

 

日本では「空気を読む」という文化がありますよね。これは大切なことだと思っていますが、私が生まれ育ったフランスから日本に来たばかりの頃は、この気遣いを常に行うということに難しさを感じることがありました。「空気を読む」ということは、自分の外側に「気」を出して、周りの様子を感じようとすることだと思うのですが、私は「空気を読み続ける」ことに疲れてしまっていたのかもしれません。


Spring Step : なるほど。日本語では「気配り」という言葉にもあるように、自分の気を周りの人にデリバリーしているわけですよね。


UKICO : そう。だから自分にちゃんと戻す時間が必要なんです。気になったことを引きずらず、自分の「今」に立ち返るためにマインドのリセットをすることがとても大切だと思います。

自分に戻ることは、最大限に自分自身へリスペクトしてケアをする、ということなんじゃないかな。


脳ってニューロン(神経細胞)の伝達と情報処理によって成り立っています。瞑想をすることで、脳を休ませて頭の中に空間を作り、多すぎる情報を手放すことができるのです。

今「SNS Depression (鬱)」という言葉があるほど、私たちの日常生活は情報に溢れていて、SNSを見ていないと不安になったり、インスタグラムなどで垣間見る人の生活を羨んだり、自分自身の「今」という瞬間を生きることを忘れてしまっていることが多いと思います。

 

Spring Step :   ミュージシャンとして瞑想が役立っていると感じることはありますか?


UKICO : 集中力の持続が全然違いますね。曲作りを何時間やっても集中力が途絶えなくなりました。また、歌い方も変わったと思います。私は「愛」ってバイブレーションだと捉えているのですが、自分の声というバイブレーションにハートから発生する「愛」が乗ったら、きっと聞いている人に伝わるものも違うのではないかと思います。


そしてクリエーションをする時は、マインド(思考)がクリアでないと、良いアイデアも浮かんでこないと思うんです。このマインドの静けさが私にとってはとても大事。

その静けさを瞑想で手に入れることができたと思います。瞑想中にアイデアが浮かんでくることもあるんですが、メモりたい気持ちを抑えて瞑想に集中します。そして、瞑想の後もそのアイデアがちゃんと残っていたら「良いアイデア」だと捉えるようにしているんですよ。笑


Spring Step :   どんなタイミングで瞑想を行ったらいいですか?


UKICO : 朝行うと、1日を始める目線が変わって一つ一つの行動に集中できます。そして、1日をポジティブに始めることができます。私は引き寄せの法則を信じているから、自分がポジティブになったら、ポジティブな出来事を引き寄せます!

また夜はマインドをクリアにリセットしてフレッシュな頭で眠りにつけば、ぐっすりと良い夢を見て寝ることができるんです。


Spring Step :   今回UKICOさんが瞑想ガイダンスをSpring Stepのために作ってくださいました。(動画は記事内にあります。)私も早速トライしてみました。聴いているだけでも、本当に心地よい音と声ですね。

 

UKICO : 今回は、呼吸にフォーカスして頭の中をクリアにそして落ち着かせる呼吸法のガイダンスを作りました。

 

Spring Step :  

瞑想に慣れていない私たちが、この瞑想を行うための準備を教えてください。

 

 

ー 座り方 

 

 

足先は床につける。

片足は前にピタリとつけますが(どちらが前でも良い。)大切なことは、膝を床につけること。

座った時に膝がつかない人は、お尻の下にクッションなどを敷いて座ります。

(クッションの高さで、膝がきちんとつくまで調整しましょう。)

やっている最中に足が痛くならないようにヨガマットなどを敷きましょう。

 

 

背骨をまっすぐにするために、仙骨を後ろに突き出して前にかがみます。そして、元の姿勢に戻ると、あっという間に良い姿勢になります。

 

 

ー ムドラー(手の組み方)

その時の心の状態に合わせて、足の上に置く手の組み方を選びましょう。


自分の気持ちに合わせて、心をオープンにしたい時に組むムドラーは、手のひらを上に向け、親指と人差し指を軽く付ける。

 

 

自分の心を内に向けたい時に組むムドラーは、手のひらを膝の上に軽く乗せる。

 

 

体を温めたい時に組むムドラーは、冷え性の方向けで、両手の指4本を軽く付け、両親指を離して付ける。この手を下腹の前に置く。

 


一番動かない状態をキープするので、一度組んだ手印は最後までキープ。

 

Spring Step :  この準備ができたら、あとは、このUKICOさんのガイダンスに沿って、呼吸をしていくだけですね!

 

 

UKICO : 最後に、もう一つ、私から瞑想を続けていくためのコツをご紹介したいのですが、家のどこかに、瞑想をいつも行う場所を作るんです。そこには、瞑想に使うマットやクッションをいつも置いておくの。そうすると視覚からのリマインドにもなりますし、何と言っても瞑想をする場所というのは、その場からどんどんいい気が出てくるんです。家に良い気の場所を作る、ということも素敵なことだと思います。ぜひみなさんに瞑想をトライしていただきたいと思います。

 

 

PROFILE 

UKICO ユキコ / シンガーソングライター

現在、東京を拠点にするシンガーソングライター。90年代のトリップポップに深く傾倒し影響を受けたそのサウンドを、独自のオルタナティブポップに昇華させた世界観で奏でる。フランス人の父親と日本人の母親をもつフランス生まれパリ育ちのハーフ。ソルボンヌ大学在学中にモデルとなり世界中を回った経験をもつ。モデル業と並行して自作曲などを続け、2012年からニューヨーク(Brooklyn)に在住。マンハッタンのInstitute of Audio Researchにて、エンジニアリングを体得し首席で卒業した。Strange Weather(スタジオ)のアシスタントエンジニアとして、Ghost Face Killah(ウータン・クラン)などの多数作品に関わり、 Birdland Jazz Clubでは、ライブミックスエンジニアとして、GRAMMY賞を受賞したAfro Latin Jazz Orchestra(ALJO)のライブミックスをするなど活躍。NYCでミキシングの仕事をしながら、自作自演(歌唱、作詞、作曲、アレンジ、ミキシング、レコーディングのすべて)で自らの創作をつづけてきた。2016年現在、日本に拠点を移し、シンガーソングライターとしての活動を開始。

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12月6日恵比寿BATICA 

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