【植物療法士の森田敦子先生に聞きました】免疫力は粘液力。粘液力を上げる体の潤いケアとは?
リレーインタビュー第二弾「彼女たちが美しい理由~粘膜を守る粘液について」

Text : Spring Step / Photo : Michika Mochizuki
この数カ月でさらに多くの方々が「美しさ」に対する意識を外側だけではなく、内側にも持ち始めていらっしゃるのではないでしょうか? Spring Step編集部では、美しさの源としてあげられるようになってきた、腸内と粘膜にフォーカスを当てて、その役割への理解を深め、具体的なケア方法についてをスペシャリストの方々にお話を伺うリレー形式のインタビューを企画しました。
前回の第一弾では、美容皮膚科の山崎まいこ先生に、腸と粘膜と美についてのお話を伺いました。第二弾となる今回は、日本の植物療法の第一人者である森田敦子先生に粘膜を守る粘液についてお話を伺っています。
長年に渡り、植物療法と生体機能についてを研究されてきた森田先生は、粘液力は免疫力だとおっしゃっています。粘液の働きは、人間が持つ肉体の機能の複合さと完全性を証明するようなものです。そして「食べる、生きる、子孫を残す」というこの3つの人間の機能の本質を根底から理解へ導くのは粘力だ、という粘液が持つ驚くべき複雑な機能について、また守る力を高める良い粘液の作るための5つの方法を教えていただきました。
1、食べること
2、適度な運動により筋力をつける
3、良い睡眠
4、フィトテラピー
5、デリケートゾーンケア
体の仕組みをより理解して、さらに健康的で美しい体づくりをしていきたい方は、ぜひ森田先生のお話をご視聴ください。
【今年9月に新ブランドWaphyto誕生】
森田先生ご自身が土壌や地質にまでこだわりぬき、フィトテラピーと本草学、そしてサイエンスを融合させた独自の植物バイオメソドロジーを開発。これから100年時代を迎える一人一人の一生に寄り添い、サポートできるブランド、Waphytoが始まります!https://waphyto.com
PROFILE
森田 敦子さん Atsuko Morita
/植物療法士、AMPP認定・植物療法専門校ルボア フィトテラピースクール代表
客室乗務員として勤務しているときに体調を崩し、植物療法に出合う。フランス国立パリ13大学で植物薬理学を学び、帰国後、植物療法に基づいたサービスと商品の開発とスクール事業を始め、医療や介護のフィールドでも活動。またデリケートケアの提言も積極的に行い、「アンティーム オーガニック」をローンチ。著書に『潤うからだ』『自然ぐすり』(ともにワニブックス)、『自然のお守り薬』(永岡書店)など。
http://www.phytoschool.com/ http://intime-cosme.com