【Spring Step Recipe】おうちクリスマスにぴったりなアペタイザークッキー

Organic Lifestyle
2020.12.03

@shewhoeats / chika

クリスマスや年末年始など、皆で集まったり、ちょっと張り切った食事を用意する機会が増える時季になりました。今年は残念ながら大人数で集まるのは控えるという方が多いとは思いますが、家族だけのディナーでも、またはごく普通の日でも、ワインやカクテルなどの飲み物と一緒にいただくおつまみのひとつとして、甘くないビーガンのクッキーはいかがですか。

 

いろんなスパイスやハーブ、フルーツやナッツを使ったクッキーはひと口でぽいっと食べられるサイズで。1種類でももちろんいいですし、特別な機会であれば、基本の生地にバリエーションを加えて2、3種類用意すると、いろいろつまむ楽しみが増えます。

今回は、「オリーブといちじく、オレガノ」「クランベリーとピスタチオ、セージ」「アーモンドとアプリコット、ローズマリー」の3種類のクッキーをご紹介。それ以外にもいくつか、記事の最後にアイディアをあげておきますので、お好みの素材で作ってみてください。

 

* 基本の材料

2~3cmのクッキー20~30個分

 

小麦粉(薄力粉と全粒薄力粉を合わせて) 80g

ベーキングパウダー 小さじ1/2

 

アーモンドパウダー または コーンミール 30g

未精製糖 5g(小さじ2弱)

粗塩 3g(小さじ1/2)

黒こしょう 少々

ハーブ・スパイスなど 適宜(メモ参照)

 

植物油 40g

無調整豆乳 15g~(大さじ1)

フルーツ・ナッツなど 30~40g(メモ参照)

仕上げ用のフレークソルト 適量

 

* 準備

ハーブ・スパイス、フルーツ・ナッツなどは、刻む必要があるものは刻んでおく。(メモ参照)

 

*作り方

1.  小麦粉とベーキングパウダーを一緒にふるいにかけてダマを取り、ボウルに入れる。アーモンドパウダーまたはコーンミール、未精製糖、粗塩、黒こしょう、ハーブ・スパイスなどを加え、ゴムべらでさっと混ぜ合わせる。

 

2.  植物油を回し入れ、全体がなじんで粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。こねるのではなく、へらで切るように混ぜるとよい。

 

3.  豆乳を加えて混ぜ、ほぼなじんだところでフルーツ・ナッツなどを加えてさらに混ぜ、ひとまとめにする。

 

4.  ボウルを覆うか、生地をラップなどで包んで冷蔵庫で20~30分程度休ませる。

 

5.  オーブンを180度に予熱する。オーブン用の天板の上にオーブンシートを敷く。

 

6.  休ませた生地を冷蔵庫から出し、型抜き、または手で丸めて、ひと口大の大きさに形作る(メモ参照)。生地にもよるが、大きさ2~3cm、厚さ8~10mmになるように形作って20~30個くらいできる。 

 

7.  用意した天板の上に成形した生地を1~2cm程度の間隔で並べ、1個ずつ仕上げ用の塩を少々ふりかける。

 

8.  予熱したオーブンで12~15分焼く。クッキーの縁にうっすら焼き色がつき、表面が生っぽい感じでなくなれば焼き上がり。焼きむらの出ないように、途中、8分くらい経ったところで一度、天板を取り出して向きを変えるとよい。

 

9.  オーブンから出し、そのまま天板の上で5分程度置く。味見をして、塩気が足りないときは、クッキーが温かいうちに追加で塩を少々ふりかける。クッキーをケーキクーラーなどの上に移して完全にさます。

 

* メモ

材料について:

3種類のクッキーはそれぞれ次の材料を使っています。

 

●オリーブといちじく、オレガノ

コーンミールとオリーブオイルを使用。ドライオレガノ小さじ1/2を粉類に加える。オリーブ(種を抜く)20g・ドライいちじく20gはそれぞれ粗みじん切りにして最後に加える。オリーブはギリシャ風のドライのものがお勧めだが、ない場合は塩水漬けのものでも使用可。その場合は水気をよく拭き取って使う。オリーブが塩辛いので仕上げ用の塩はふらずに焼く。

 

●クランベリーとピスタチオ、セージ

アーモンドパウダーとグレープシードオイルを使用。生のセージの葉のみじん切り小さじ山盛り1杯を粉類に加える。冷凍のクランベリー40g・生のピスタチオ5gはそれぞれ粗みじん切りにして最後に加える。クランベリーは冷凍のまま刻み、生地に加える直前まで冷凍庫に入れておく。

 

●アーモンドとアプリコット、ローズマリー

アーモンドパウダーとオリーブオイルを使用。生のローズマリーの葉のみじん切り小さじ山盛り1杯を粉類に加える。アーモンド20g・ドライアプリコット20gはそれぞれ粗みじん切りにして最後に加える。

 

これ以外にも、お好みのハーブやスパイス、フルーツやナッツを組み合わせて使ってみてください。もちろん1種類だけでも大丈夫です。

分量の目安としては、スパイスやドライのハーブは小さじ1/2程度~、生のハーブは小さじ1杯強~、フルーツやナッツは重量で30~40g程度、体積なら200mlの計量カップの1/3程度(多くても1/2まで)です。

ナッツ類はたくさん入れすぎると生地がまとまりづらくなるので、30gくらいにしておいたほうが無難でしょう。フルーツは、一般的にはドライのものがクッキーには向いています。オリーブや、塩分を加えたナッツなど、塩気の強い素材を入れるときは、仕上げの塩はごく控えめにするか、省略したほうがよいでしょう。水気、油気のある素材を使うときは、よく拭き取って使います。

 

また、お好きなミックスハーブ・スパイスがあれば、生地に加えるほかにクッキーを焼く前に上にふってもよいでしょう。ミックスに塩分が入っている場合は、仕上げにふる塩の量を調整してください。

 

粉は薄力粉と全粒薄力粉を半々で作っていますが、お好みの比率で使ってください。普通の薄力粉だけ、または全粒薄力粉だけでも作れます。

 

アーモンドパウダーとコーンミールは、入れる素材やお好みに合わせて選んでください。アーモンドパウダーを入れるとこくが出てややリッチな生地になり、コーンミールを入れるとさっぱりめになります。

 

油も同様にお好みのものを使ってください。グレープシードオイルは風味が強くないので、素材の味を邪魔しません。オリーブオイルの合う素材を使うときはオリーブオイルを使うとよいでしょう。溶かして液体状にしたココナツオイルも使えますが、味がややくどく感じる場合があるかもしれません。

 

生地について:

粉類に油を加えて混ぜる際には、作り方にも書いたように、へらでこねまわすのではなく、ざくざくと切るような気持ちで混ぜていきます。ある程度なじんだら、手を使って混ぜても構いません。

 

豆乳は15gでだいたい足りるはずですが、レーズンなどのドライフルーツを使うと、フルーツが生地の水分を吸い取って生地がぱさつき、まとまらなくなる場合があります。その場合、豆乳小さじ1/2~1くらいを加えて混ぜ、様子を見てください(入れすぎないよう注意)。

 

できあがった生地を冷蔵庫に入れておくのは、生地を少しなじませる程度なので、20~30分程度で大丈夫です。逆に、あまり長時間置いておくと生地が油浮きしたような感じになることもあるので、生地を冷蔵庫に入れておくのは長くても1~2時間くらいにしておいたほうがよいでしょう。

 

成形について:

このクッキーは、ワインやカクテルなどの飲み物のつまみにひと口で食べることをイメージして作っています。

成形方法は、生地を延ばして型抜き・包丁で切り分け、または手で丸める、という方法のどれでも作れます。

 

①型抜きの場合: ラップまたはオーブンペーパー2枚の間に生地を挟み、台の上に載せて麺棒で8~10mmくらいの厚さに延ばして、粉をつけた抜型で型抜きする。ひととおり抜き終わったら、残った生地をまとめて再度8~10mmくらいの厚さに延ばし、同様に型抜きする。

 

②包丁で切り分ける場合: 型抜きの場合と同様に生地を延ばしたら、包丁で20~30個に切り分ける。

 

③手で丸めて成形する場合: 生地を小さじ山盛り1杯分程度(10g前後)すくい取り、手のひらで丸めてから軽くつぶして平らにし、1cm弱くらいの厚さにする。

 

生地は、それ自体は比較的扱いやすく、型抜きにも向いていますが、ナッツやフルーツなどがゴロゴロ入っていると(小さいサイズで作るので特に)型抜きは難しくなると思います。

型抜きをするのは、ナッツ・フルーツを入れない、または柔らかい素材しか入れない、という場合だけにしておいたほうが無難かもしれません。その場合も、丸型などの単純な型を使うことをお勧めします。

型抜きをするつもりで生地を延ばしたものの、型抜きがうまくできない、というときは、包丁で切り分けてしまってもよいでしょう。

それ以外の場合は、生地を手で丸める成形のほうが作りやすいでしょう。手で丸めたクッキーは厚くなる傾向があるので、できるだけ1個ずつの厚みを均等にし、1cm以下に抑えるように心がけてください。あまり延々と生地をいじりすぎないように注意します。

 

焼き時間について:

ご家庭のオーブンの個体差により、焼き時間が変わってくるので、焼き時間は様子を見て調整してください。

今回の生地は、あまり焼き色はつきません。縁にうっすら色がつき、上面と裏側の見た目がしっかり乾いた感じになれば焼き上がりです。

生地に入れるものや、クッキーの厚さによっても焼き時間が変わります。上のように冷凍のクランベリーを入れたものや、生地を手で丸めたものは少し焼き時間が長くかかるでしょう。

 

保存について:

密封容器に入れて、2~3日程度は保存可能です。

 

 

≪その他のクッキーのアイディア≫

(写真左から:オリーブといちじく、オレガノ / ピーナッツとパプリカ / クランベリーとピスタチオ、セージ / フェンネルとオレンジ、チアシード / アーモンドとアプリコット、ローズマリー / 山椒とレーズン / ドライトマトとひまわりの種、ザータル)

 

●ピーナッツとパプリカ

アーモンドパウダーとグレープシードオイルを使用。パプリカパウダー小さじ1/2を粉類に加える。ローストピーナッツ30gは粗みじん切りにして最後に加える。クッキーを焼く前に、追加でパプリカパウダーを少々、仕上げ用の塩とともにふりかける。仕上げ用の塩は、あればスモークソルトがお勧め。辛いものがお好みの方は、チリパウダー少々を加えても。

 

●フェンネルとオレンジ、チアシード

アーモンドパウダーとオリーブオイルオイルを使用。オレンジの皮のすりおろし1/2個分と、フェンネルシード小さじ1/2を細かく刻んで粉類に加える。チアシード10g(大さじ1強)を最後に加える。

 

●山椒とレーズン

アーモンドパウダーとグレープシードオイルを使用。粉山椒または乾燥の山椒を挽いたもの小さじ1/2強を粉類に加える。グリーンレーズン30gは粗みじん切りにして最後に加える。レーズンは普通のレーズンでも可。

 

●ドライトマトとひまわりの種、ザータル

コーンミールとオリーブオイルを使用。ザータル(Za’atar、中東のスパイスミックス)小さじ1を粉類に加える。セミドライトマト20g・ひまわりの種20gは粗みじん切りにして最後に加える。クッキーを焼く前に、追加でザータルを少々ふりかける。ザータルには塩が入っているので(セミドライトマトも)、仕上げ用の塩は省略するが、クッキーが焼き上がって味見をして調整する。セミドライトマトは、油漬けを使うときは油気をよく拭き取って使う。

 

PROFILE

@shewhoeats / chika 

東京から長野に移住。旬の自然の恵みに感謝しつつ、普段は山奥でひっそりとお菓子を焼いたり料理を作ったりしています

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