【四季のきれいづくり】夏肌をケアする薬膳レシピ ーズッキーニのポタージュ

Way of living Organic Lifestyle
2021.08.05

薬膳料理研究家 オオニシ恭子

今月から、フィトテラピー植物と野菜で体をケアするディクショナリーの監修をしてくださっている、薬膳料理研究家のオオニシ恭子先生による四季折々の肌質、体質に合わせた薬膳レシピをご紹介する新連載が始まります。第一回目は、夏のきれいを作る薬膳レシピです。

 

 

夏はたくさん汗をかくため、肌はいつも湿っぽく体内からは汗と一緒に老廃物も出てきます。水分は蒸発しますが、皮膚に付着した老廃物はサッと洗い流したり、拭き取ったりしないと皮膚のトラブルにもなりかねません。その人に体質や食べたものによって体から排出されるものは違います。食べるものや、飲むものの質にこだわること、そして老廃物はすみやかに出すにこしたことはありませんが、できるだけ少ない方が良いと思っています。この時期は、くれぐれも飲みすぎ、食べすぎには注意が必要です。さらに水分代謝ををよくするよう心掛けましょう。

 

夏はの食材は水分代謝を助ける素材が多くあります。スイカやきゅうりなど、瓜類が豊富な季節ですが、瓜類は利尿作用が強いので、まさに理にかなった季節の食材と言えるでしょう。そしてトウモロコシも利尿効果があります。


今月のお勧め

ズッキーニのポタージュ


夏に抱えるトラブル、例えば、むくみや水分代謝の低下、また、肌は汗と一緒にナトリウムや尿酸などを絶えず排出しているような状態です。それに加えて紫外線でダメージを受けやすい肌をいたわるために、力を発揮してくれるのはズッキーニです。この瓜科の野菜は水分代謝を助け、美肌効果のビタミンCをもたらし、腎機能を助け、体の熱を冷まし、のどを潤す効果があります。

今回は玉葱、ジャガイモ、人参、レモンを合わせることで、その効果がさらにパワーアップしています。玉葱は余分なタンパク質を排除し、じゃがいもは体の熱気を取り、人参は身体の機能を元気づけて、美肌を作る効果があります。またレモンは美白効果があり、また余分な脂分を落としてくれます働きがあります。

 

[材料2人分]

  にんにく1粒 みじん切り

  玉葱50g   みじん切り

  ズッキーニ 120g 5mmくらいの輪切り

  じゃがいも 70g 2-3cmサイズに乱切り

  人参  50g 7mm キューブに切る

  昆布  2cm

  米糠  大さじ山1

  海塩 小さじ1/2

      コショウ 少々

  レモン 輪切り2切れ

  菜種油 小さじ2/3  (3cc)

[作り方]

 1、温めた鍋に菜種油を入れ、ニンニク、玉葱、じゃがいも の順に軽く炒め米糠、水2

   カップ、昆布を加えて中火で煮る。

 2、じゃがいもが柔らかく煮えたら、ブレンダーをかけ、人参を加えて柔らかくなるまで煮る。

 3、海塩、コショウで味を調える。

 4、器によそい、レモンを差し込む。

 

冷たくひやして召し上がっても良いですし、夏でも体の冷える人は温かいままのスープをいただいてください。ぜひお試し下さいね。

 

PROFILE 

プロフィール

KYOKO ONISHI オオニシ恭子 / 薬膳料理研究家

20代後半、新時代を担う新進インテリアデザイナーとして嘱望されるが、1970年のオイルショックの頃あらためて資源について考えさせられるとともに、自身のひどい手荒れをきっかけに食養法に出会う。
桜沢リマ氏に師事。食は環境を摂取することであり、環境に適応して生きていくことが基本であることを認識。1981年渡欧。以来32年、東洋的食養法を基本としながらも欧州における素材と環境を取り入れた食養法を研究。個々の生活と体質を見ながら、その環境に適応する食事法「ヨーロッパ薬膳」を指導。ベルギー、オランダ、フランスで定期の料理講習を行うほか、活発に講演会、食のアドバイス、女性の健康セミナーなどを行う。2004年パリでNPO団体「J.O.Y.plus Paris」を立ち上げ、更なる食育活動に努める。2011年の東日本大震災を機に、2013年1月より奈良・初瀬の地に移住し「やまと薬膳」の活動を開始する。
主な著書 : Les algues au naturel ( Edition alternative)、  ヨーロッパ薬膳 すてきな自然の贈り物(神戸新聞総合出版センター)、滋養ポタージュで始める ヨーロッパ薬膳(講談社)、簡単! 生命のスープ ~1週間でからだの中から整える~(ビジネス社)、砂糖をやめて元気で医者いらず(主婦の友社)

やまと薬膳公式サイト

 

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